ICTビジネスデザイン発見&発表会Ⅵ 2019-2020 全国大会へ児玉澪央さんが出場.インテック賞(スポンサー賞)を受賞
ICTビジネスデザイン発見&発表会Ⅵ 2019-2020 信越地区大会へ児玉澪央さんが出場.インテック賞(スポンサー賞)を受賞
昨年12月に開催された「ICTビジネスデザイン発見&発表会Ⅵ 2019-2020 信越地区大会」へ野瀬研究室に所属する児玉澪央さん(当時2年生)が出場,最優秀となる信越総合通信局長賞を受賞し全国大会への出場を決めていました.ところが,3月に開催予定であった「ICTビジネスデザイン発見&発表会Ⅵ 2019-2020 全国大会」は,コロナウィルスの流行に伴い延期となり開催されないままとなっていました.この間に卒業式を迎え,児玉さんは無事卒業したのですが,全国大会出場の夢を諦められず,採用された(株)竹内製作所様に活動の継続をお願いし許可を頂き,秋に開催が予定されている全国大会へ向け,時間外や休日を利用してプレゼン練習や資料整備を行ってきました.
移動制限の解除などを受け,ようやく10月27日(火)に東京都の神田明神ホールにおいて全国大会が開催されました.ただし,感染症の予防に万全を期すため,残念ながら児玉さんは現地での参加では無く,リモートでの参加となりました.
(この大会は,「自分の夢/未来社会/豊かな生活/課題解決を実現する稼げるビジネス」・「ライフスタイル、商工業、農業、水産、酪農、宇宙、医療、ものづくりなど分野を問わず,ICT/IT/IoT/AI/5G/robotics/drone/5Gなどテクノロジー等を活用して世の中の課題を解決する新たなプラットフォームを構築するビジネスデザイン」の創出を目的に,(一社)テレコムサービス協会が主催して開催されるのもです.)
児玉さんは,高校時代の経験を生かした介護分野へのICT導入に関する卒業研究に関するアイデアを,「しゃべってAkte」と名付けて発表しました.介護職員が本来の「介護」に集中できる環境を整備し,職場環境や人手不足の解消を目指すというアイデアです.リモートという慣れない制約が多い中でのプレゼンテーションでしたが,見事にプレゼンテーションを成功させ,質疑応答にも的確に対応することが出来ました.
審査の結果,これからの日本において重要な課題となる介護分野での活用が期待されること,様々な分野への応用が見込めることなどが評価されスポンサー賞であるインテック賞を受賞し,入賞を果たすことが出来ました.キャンパス部門では,参加17チームのうち受賞できたのは4チームのみでした.他の4年制大学や高専の起業家チームを押さえ,堂々の受賞となりました.
最後に,今回の出場に際しまして様々なご助力を頂きました(株)電算の皆様に,この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます.また,卒業後にもかかわらず,児玉さんの大会参加をご快諾頂きました(株)竹内製作所様にも厚く御礼申し上げます.