学科の内容
システム制御学科では
このページでは、システム制御学科の目指す姿や様々な活動を紹介します。
「制御」ってなに?
本校には、「機械システム学科」「システム制御学科」「情報エレクトロニクス学科」「知能情報システム学科」という四つの学科があります。
4学科を列記する場合、この順で記述することがほとんどです。
「システム制御」はちょうど「機械システム」と「情報エレクトロニクス」の間ですが、学ぶ内容も機械系と電気電子系の
要素を取り込んで融合させ、プログラムという情報系の手法も利用する、複合的な応用分野となっております。
言葉の上では「制御」→「control」ですが、学ぶ内容を表す分かりやすい表現は「メカトロニクス」です。
これは日本で生まれた造語ですが、メカニクス(機械工学)+エレクトロニクス(電子工学)
という複合的な内容を表しています。この概念が高度に利用されている分野が、製造業における自動化生産技術です。
日本の製造業において、メカトロニクス技術は自動化・省力化を実現する縁の下の力持ちなのです。
そして現在では、コントローラとしての小型マイクロプロセッサの急激な普及とともに、
より情報分野に近いプログラム手法を取り込んで、「制御」分野は進化しています。
そんな工学系技術の“なんでも屋”として、深い専門性と広い汎用性をあわせ持った制御系の技術屋を
目指してみませんか?
- マシニングセンタによる加工実習
- トランジスタの静特性測定
- PLCによるシーケンス制御実習
- プログラム言語の習得(卒業研究)
- プログラム言語の習得(卒業研究)
- 旋盤による部品加工(卒業研究)
- 旋盤による部品加工(卒業研究)
- 回路基板作製(卒業研究)
- 回路基板作製(卒業研究)
方針
自動車や家電製品など、われわれの身近に見られる多くの工業製品をはじめ、
これらを生産するNC工作機械や産業用ロボットは、機械工学、電気・電子工学、情報工学、制御工学
を融合したメカトロニクス技術の発展により、高度化と多様化を遂げてきました。
システム制御学科では、このメカトロニクス分野に対応できる技術者を育成しています。
活動事例
- EV-バイクレース
- 学生の手作りで製作されたバイク車両により、鈴鹿と茂木で開催するレースに参加しています。
2022 Ene-1 MOTEGI GP KV-Moto
Div1総合第3位(大学・高専・専門学校部門 優勝)、DivNEXT 大学・高専・専門学校部門 第3位
2022 Ene-1 SUZUKA Challenge KV-Moto
Div1総合準優勝(大学・高専・専門学校部門 優勝)、DivNEXT 総合第3位(大学・高専・専門学校部門 準優勝)
2021 Ene-1GP MOTEGI KV-BIKE
総合優勝、総合第3位(大学・高専・専門学校部門 優勝、準優勝)
2021 Ene-1challenge SUZUKA KV-BIKE
クラスT 大学・高専・専門学校部門 第4位
2019 Ene-1GP MOTEGI KV-BIKE
クラスT 大学・高専・専門学校部門 第6位
2019 Ene-1challenge SUZUKA KV-BIKE
クラスT 大学・高専・専門学校部門 第4位
2018 Ene-1GP MOTEGI KV-BIKE
クラスT 大学・高専・専門学校部門 第3位
2018 Ene-1GP SUZUKA KV-BIKE
クラスT 大学・高専・専門学校部門 第4位
2017 Ene-1GP MOTEGI KV-BIKE
クラスT 大学・高専・専門学校部門 準優勝
- 実践加工技量チャレンジカップ選手権
- 丸棒材の端面を加工表面とし、工作機械及び手作業により面相度の良い面を加工する競技会です。
第4回実践加工技量チャレンジカップ選手権結果 銀賞
- EVカーレース(〜2016年)
- 2011年から新たに始まった電気自動車レース「Ene-1 GP」に、学生手作りの車両で挑戦しました。
- ソーラーカーレース(〜2009年)
- 学生の手作りで製作された車両により、鈴鹿サーキットで開催されたレースに参加していました。
- ロボット競技会(〜2005年度)
- 自律型ロボットによる対戦型のロボット競技会に、制御・電子技術科それぞれがチームとして参加していました。 制御技術科では2005年度まで参加し、その後活動は電子技術科へと集約化されましたが、制御チームは優勝の常連でした。
- 学会発表
- 毎年、卒業研究で得られた成果を、日本機械学会、 計測自動制御学会、日本生体医工学会等で学生発表を行っています。